旭丘高校相撲部(岸田光弘監督)が、3月19日と20日に高知県立春野総合運動公園相撲場で開催される「全国高等学校相撲選抜大会(第73回全国高等学校相撲新人選手権大会)」に出場する。
個人戦は関東選抜大会で重量級5位の依田蒼(しげ)基(き)主将とオドフー・チンゾリグさん、無差別級準優勝の杉本弘樹さんの2年生3人が挑む。団体戦は3人のほか、2年のオドゲレル・ツェルメグさんと渡邉俊介さん、1年は手塚禮也(れいや)さんと吉田虎之介さんが名を連ねる=写真。
コロナ下で大会が中止になるなどモチベーションを保ちにくい環境の中、依田主将は「お互いに意見を言いやすいチームづくりを心掛けた」という。部員一人ひとりが寮と道場の移動時間を「登山トレーニング」としてタイムチェック、食事の管理を行うなど中長期的な目標を立てて生活するほか、地域の小中学生に指導するなど技術面以外にも力を入れて、高い意識で稽古を重ねている。
同部は世界大会やインターハイなど大舞台での最高順位は準優勝。依田主将は「チーム一丸で全国優勝を目指す」と意気込んだ。