小田原市都市計画審議会(都計審)は5月25日、JT小田原工場跡地(久野)の都市計画決定を賛成多数で可決した。イオンタウン(株)(本社/千葉市)が用地を取得してから約9年、商業施設の建設が本格的に動き出す。
イオンタウンが商業施設の出店を目指し工場跡地(約8・6ha)を取得したのが2013年。
取得地の大部分は「工業地域」で、1万平方メートルを超える特定大規模建築物(店舗、アミューズメント施設等の大規模集客施設)は建てられない規制が掛けられている。
ただし、市が「開発整備促進区を定める地区計画」を決定すれば建設が可能になり、イオンタウンは18年に地区計画決定を求める都市計画提案書を市に提出。20年6月には施設規模を縮小した提案変更を提出していた。
以降、市は都計審で2回の意見交換、地元住民や商業者向けの説明会、警察との交通協議などを経て、今年2月の都計審で「都市計画決定に向け手続きを進める」考えを報告。3月の県との法定協議でも「異存なし」の回答があり、5月25日の都計審の決議により、都市計画が正式決定した。
商業施設建設にあたり、周辺道路の拡幅や整備、歩道の設置などが行われる予定。また施設機能として、未病・健康交流拠点、地域防災力の強化なども計画に盛り込まれている。
都市計画決定を受けイオンタウンの担当者は、「長く地域の皆さんに喜ばれる施設になるよう、しっかり計画を進めていきたい」と話した。開業時期は、24年春との見通しが示されている。
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