神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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起業家創出拠点「ARUYO ODAWARA」の統括マネージャー 椿谷 勇次さん 東京都在住 36歳

公開:2022年9月24日

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地域発の起業を支援

 ○…小田原に新しい風。市の委託を受け9月30日にオープンする起業家創出拠点は、新しいことを始めたい人が、相談やコミュニティづくりの場として利用し、地域色溢れるイノベーションが起こる場所を目指す。「東京から持ってきたものではなく」というのが肝。「地域にからむことがやりたかった。今やりたいことができている」

 ○…秋田県小坂町、洋服店を営む家庭に生まれた。実家に風呂はなく「裕福ではなかった」が、そこには「家族が一緒にいる」幸せな生活があった。母の口癖「お金じゃないよね」がほっこりと心に残る。経済的には周りに頼れない中で、「自分でなんとかしなきゃ」という精神がこの頃に生まれたという。

 ○…明確な目標はないままに「年収1000万円プレイヤー」を目指して、高校卒業とともに上京した。「やれば報われる」環境を求めた20代。とあるITベンチャーで、3カ月で給料が1・5倍に上がる経験を味わった。経理・総務・人事で実績を積み、24歳で財務部長にも。若くして管理側に回った故の辛い経験も。リストラの経営判断があった際、年長者の社員に解雇を言い渡さなければならなず「これは堪えるものがあった。社員は切っちゃいかん」ということを痛感した。

 ○…都内数社でキャリアを積み2018年、かねてから誘われていた小田原のHamee(株)に入社した。魅力的だったのは地域に根付いていたこと。「事業内容は見ずに来た」。同社を経て現在は地域発の起業を支援する。経理や人事の視点を市町村レベルにシフトさせている最中だ。ゆくゆくは地元町議への出馬を見据え。「会社で20億円の売上を管理していた。小坂町の行政コストは大体40億円だったか」と現実味ある想像が膨らむ。

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