小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2023.01.21
小田原市–(株)博報堂包括連携協定アドバイザーを務める
小林 パウロ篤史さん
小田原市千代在住 47歳
ゼロから1を創る
○…大手広告代理店(株)博報堂の社員として、昨年4月に小田原市と同社が締結した包括連携協定のアドバイザーを務める。市役所本庁舎前庭を個人や民間事業者のイベントなどに貸し出すトライアルサウンディングや、増加する外国籍市民に向けたベトナム語FM放送の企画をするなど、市の課題を解決するための取り組みに尽力する。
○…博報堂では20年以上にわたり、営業、デジタル部門、事業開発などを歴任。イベント配信サイトのジョイントベンチャー企業を立ち上げたことも。中でも、2000年代初頭からのインターネットメディアは「全てがゼロからのスタート。突拍子もないアイデアにも全力でチャレンジできて、一番面白い時代だった」と振り返る。今ではネット上で一般的に使われている匿名配送のシステムを開発するなど、新しいことに挑戦してきた。
○…3年前に家族で都内から移住してきた。リモートとワーケーションを合体させたような働き方がメイン。「東京からのアクセスの良さは、唯一無二の優位性。その気になれば東京といつでもつながれる」と、小田原暮らしの醍醐味を語る。敷地500坪の自宅にはトランポリン、テントサウナ、ゲストルームを兼ねた離れを設け、小田原で出会った友人を招き交友を深めている。腹を割って話すうちに、「まちのために何か役に立ちたい」という感情が自然と湧き出してきた。
○…「ハーフではなく、”ダブル”として生きなさい」。エクアドル人の母親の言葉がアイデンティティーとして、人生を築く根幹にある。博報堂と小田原市、「仕事も、移住も、掛ける2で生きていくのが自分らしい」。二足の草鞋を履いて、小田原でもゼロから1を創り出す。
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