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公開日:2023.06.24

小田原市2022年実績
観光客数、消費額が過去最高
イベント再開、施設も好調

 小田原市は6月15日、2022年の入込観光客数と観光消費総額が過去最高となったことを発表した。日帰り観光客の増加、大型イベントの再開、ここ数年で開館した観光施設の客足増加等が要因と考えられるという。

 22年の入込観光客数は約726万人で、21年から197万人増加。また観光消費総額は約267億円となり、昨年から約87億円の増加となった。2008年と比較すると観光客数は140%、観光消費総額は175・7%増加している。

 市観光課は「新型コロナウイルス感染症が落ち着きを見せ、水際対策の大幅な緩和による外出意欲が回復したことで、日帰り観光客が大きく増えた」とし、また「3年にわたるコロナ禍で休止していたイベント(祭・催事)が、22年度から再開した」ことを挙げた。また、「19年以降、新規開館した観光施設への客足が増加した」と分析している。最近オープンした市が関係する観光施設の22年の来館者数は「TOTOCO小田原」(19年11月)が64万5千人、「市観光交流センター」(21年7月)が16万3千人だった。

 市観光課は「22年はコロナ禍前の水準に戻ればと考えていたが、予想を超えて観光客数、観光消費総額が伸びた。23年は遠方外出のニーズが高まるので22年のペースで増加するかわからないが、インバウンド需要を取り込みつつイベントを実施し観光客数等を増やしていきたい」と話した。23年3月に改訂された「小田原市観光戦略ビジョン」では30年度までに入込観光客数1000万人、観光消費総額484億円を目標としている。

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