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公開日:2023.09.02
「神奈川の魅力伝えたい」
83社で初の展示会
神奈川県内の食に携わる小規模事業者を中心に83社が参加する展示会「2023 OUR KANAGAWA 私たちの神奈川」が9月13日(水)、神奈川中小企業センター(横浜市)で初開催される。商社、小売店などの仕入れ担当者(バイヤー)と食に関わる企業を対象に開かれ、県内事業者のみの展示会としては最大級の規模となる。
企画の中心を担うのは、小田原市の大曽根一成さん((株)ナチュレ代表・43)と野澤尚和さん((有)野澤作蔵商店代表・47)の2人。神奈川県産の果物を使った加工品を製造・販売する大曽根さんは、都道府県が参加する都内の展示会に出展してきた。神奈川県ブースが他県と比べて少なく、バイヤーたちが「神奈川はこれだけか」と落胆する声を聞いてきた。「県内には魅力ある商品が多く、バイヤーの期待もあるのにもったいない」と感じてきたという。
「何かできないか」と社内で話し合う中で、長年スーパーマーケットの経営にも携わってきた島村良行取締役から「自分で展示会を開いたらどうか」と提案された。「出展企業を集められるのかわからないが、やってみたい」と、野澤さんに声をかけ昨年11月に企画がスタートした。
「神奈川の魅力を伝えたい」と商工会、信用金庫、神奈川産業振興センターなどから協力を得ながら、県内の企業に提案。気付けば83社が集まった。小規模事業者がほとんどで、その3分の1は展示会に初出展という状況。バイヤーの間でも話題となり、商社など50社以上が来場を予約、現在も問い合わせが増え続けているという。
野澤さんは「不安もあるが、予想以上の注目がうれしい」と話し、大曽根さんは「輸出支援機関も協力してくれている。海外販路へのきっかけにもしたい」と期待を込める。(問)大曽根さん【電話】090・8729・1489
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