ラストレターサービス「MEMORI」を開発する 髙杉 涼平さん 小田原市出身 28歳
「死」をとらえ直す
○...余命宣告を受け、自分の死を一度は受け入れた。「誰にも必ず訪れるものだからこそ悲観的に捉えるのはもったいない」と、前向きな死生観をいかに持つことができるかを考え開発した新サービスを今春にリリース予定。利用者は、生前に大切な人へ向けた手紙を書いて預ける。亡くなったことが知らされると、保管先から宛先に送られる仕組みだ。「人間関係の死がテーマ。何を遺すことができるか、前向きな思考ができれば」
○...元々は自分が始めた日課だった。21歳のときに小児病が再発し、主治医から告げられた余命3年。終活に入り葬式や相続のため証書遺言を作成中、付言事項に家族へのメッセージが溢れた。「これを友人や恩師にも遺したい」。手紙を書く習慣が人間関係の終活につながり、今日をより良く生きようと思えたという。だが、死後に手紙が相手に届く保証はなかった。何気なく友人に打ち明けたとき、「それなら髙杉が死ぬまでにできるようにしよう」と開発チームが発足した。
○...「やりたいことが多すぎて」8歳でオーストラリアに短期留学、中学生で学生団体を立ち上げた。教員家系に生まれ自身も早稲田大学教育学部に進学したが、より挑戦的な環境を求めベンチャー界隈に足を踏み入れた。発作が起きる度、覚悟する日々。生き急ぎながらも予告された3年は過ぎていった。2年前に家族のいる小田原に帰り丸1年を治療にあて、無事「寛解」に入った。
○...趣味はサウナと茶道の「ダブルサ道」。整えるのは人間関係だけではない。茶道は近々茶名を取得できるほどのお点前だ。「現代の小田原三茶人として名を遺せたらな。生きている間は種蒔きの期間。死んだ後の世界で花が咲いたら、と考えるとワクワクする」
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神奈川県警察官友の会社会全体の犯罪防止や治安維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援 |
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