小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記
公開日:2024.02.24
10周年を迎えた「zenkenkai」小田原支部の支部長を務める
谷口 弘美さん
小田原市曽比在住 65歳
一期一会に真心をもって
○…姿勢を矯正し自律神経を整えるカイロプラクティックの全国組織「zenkenkai」の小田原支部発足から10年。支部長として西湘を中心に約40人のメンバーとともに「美と健康ごほうびマルシェ」「骨盤体操教室」などを始め、行政や自治会、小学校などからの依頼で講座も数多く企画してきた。3月には10周年記念講演も予定。「メンバーや患者さん、地域とのつながりに感謝」と思いを込める。
○…38歳の時にぎっくり腰を繰り返し、両足が痺れ10分も歩けない状態に。様々な施術を試す中でカイロと出会った。「体の歪みを自分で整える考えがしっくりきた」と勉強会に参加するように。40代半ば、「技術があるのだから仕事に」との先輩の後押しで小田原で施術院を開院。院名の「赤心」は真心の意。「これまで支えてもらった真心を今度は後輩たちに返していきたい」
○…小田原市出身。「バレーボールが青春」と背の高さを生かし中学からアタッカー専門。大学時代はヨット部でも活躍したが、卒業後にバレーに戻り地元クラブチームに所属。結婚で都内に引っ越した後もママさんバレーを続けた。「そろそろ卒業かな」と感じていた30代、小田原に戻った際に172cmの高身長が目立ったせいか、いきなり畦道で地元チームからスカウトされた。「逃れられない運命なのね」と苦笑。引退後も交流は続き、「人生は一期一会。人との出会いが財産」
○…2人の娘は独立。「遊びに来る孫たちにメロメロ」。美味しいものに目がなく、料理も得意。時には友人を誘って北へ南へグルメ旅行に行くことも。「みんなが元気でいてくれなきゃ困る。健康の輪が広がっていくことに尽力していきたい」と微笑んだ。
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