神奈川県弁護士会県西支部長に就任した 白川 秀信さん 小田原市浜町在住 54歳
親身に、幸せのために
○…相模川以西18市町村の弁護士139人で構成される弁護士会の支部長に4月に就任した。支部では弁護士に気軽に相談してもらえるよう小田原をはじめ、平塚や厚木でも法律相談を開催する。勉強会も定期で実施して知識の向上を図るほか会員同士の交流も行う。「会員の知識が深まればその分充実した法的サービスを市民の皆さんにお届けすることができる」と力を込める。
○…富山県で生まれる。金沢大学法学部に進学して法律相談所サークルに所属した。活動の中で市民からの法律相談を体験し「学生相手でも多くの人が相談に来た」。ニーズを肌で感じ、大学3年のときに弁護士を志した。卒業後は都内で警備や予備校のアルバイトをしながら司法試験に挑戦。「何度も試験に挑戦して出来るようになるともうちょっと頑張れば受かるかなと、諦める選択肢はなかった」と気づけば12度目の挑戦。合格発表掲示板に書かれた名前を見て「とにかくほっとした」としみじみ。
○…弁護士登録後、横浜の法律事務所で経験を経て、15年前に小田原に移住して事務所を構えた。いわゆる「町弁」として交通事故や相続など幅広く担当し、市の空き家対策にも携わる。「弁護士への依頼は一生に一度あるかないか。依頼者が幸せになってもらえるようできたら」と責任感をにじませる。
○…大学時代に熱中していた音楽活動を小田原に移住して約2年後に再開。2カ月に1回、市内のライブハウスで行われるセッション会に参加し、ボーカルとしてビートルズやアメリカンロックを歌う。きれいな発音で歌うために7年ほど前から英会話の勉強も。「かっこよく歌いたい、演奏したい。それがモチベーション」と仕事の息抜きになっている。
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