神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原市議会第66代議長に就任した 井上 昌彦さん 小田原市栄町在住 60歳

公開:2025年6月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
井上 昌彦さん

まちの課題に向き合う情熱

 ○…市議になり4期目、副議長などを歴任して議長に就いた。国政の混乱に思うところはあるが、市政運営は「小田原をより良くすることから」と迷いはない。市民の声を政策立案につなげ、時代に合わせた議会改革にも目を向ける。冷静かつフラットな視点で職務に臨む考えだ。

 ○…中高時代はサッカーに熱中した一方、黎明期のコンピューターに関心を持ち、ゲームに興じた。法政大学工学部からソフトウェア開発企業に就職。銀行や官公庁のシステム構築に携わっていた10年目に実家の種苗店を継いだ。店を切り盛りする中で、当時の小田原駅前開発に反対意見を発信。きちんと意見が言える人材が必要と、40代半ばで市政に挑戦した。ネットを駆使した個人レベルの活動で、「中古の机からスタート」と記したSNSでの懐かしい第一声を振り返る。

 ○…現在は妻と母との3人暮らし。店舗と議会を往復する日々の息抜きは、伊豆や箱根方面へのドライブ。美しい自然や歴史ある神社仏閣を巡って心身を引き締め、美味で英気を養う。3年前に患った大病を機に酒を断ち、「一回死んだ身だと思うと、全てに恩返しをしたい思いが強くなった」。人への思いやりがこれまで以上に芽生え、困難を人間的成長の糧に変えた。

 ○…小田原を見続けて思うのは、駅前の変容に比べ、周辺地域の変化が少ないこと。「考えるべきは全体的な地盤の向上で、どこでも暮らしやすいまちづくり」。社会人、店舗運営と10年ごとに訪れる転機を「自分の中で10年過ぎると満足しちゃう」と笑うが、市議としては既に15年。「その時々の課題に向き合っているとやりがいを常に感じるので、この職が飽きることはない」と、注ぐ情熱に胸を張る。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6

曽根 秀明さん

(一社)小田原歯科医師会の会長に就任した

曽根 秀明さん

小田原市本町在住 60歳

7月12日

漆畑 俊哉さん

(一社)日本心不全薬学共創機構の代表理事に就任した

漆畑 俊哉さん

小田原市浜町在住 41歳

7月5日

荒河 純さん

設立70周年を迎える小田原史談会の会長を務める

荒河 純さん

南足柄市在住 75歳

6月28日

森本 紗代さん

神奈川県司法書士会小田原支部の支部長を務める

森本 紗代さん

小田原市南町在住 41歳

6月21日

小関 康一さん

神奈川県行政書士会小田原支部の支部長に就任した

小関 康一さん

小田原市東町在勤 46歳

6月14日

井上 昌彦さん

小田原市議会第66代議長に就任した

井上 昌彦さん

小田原市栄町在住 60歳

6月7日

体感ハウス

1年中快適な家を体験してみませんか

https://www.aoki-kensetu.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年7月15日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook