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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.10.11

母の戦争体験を後世に
境信子さんが紙芝居制作

  • 完成した紙芝居を披露する境さん

 小田原市在住の境信子さん(71)が、亡くなった母・石川道子さんの戦争体験を紙芝居にした。動画サイトのユーチューブで、読み聞かせ動画を配信している。

 石川さんは3千人以上が犠牲になった山の手空襲(1945年)を生き延びた一人。その証言は、体験記やタウンニュース社が終戦70年の時に行った企画「語り継ぐ戦争の記憶」でも残されている。

 戦後80年を迎えた今年、境さんは「母が当時感じたことを後の世代に伝えなければならないとずっと考えていた。今やらなければ」と、高齢者施設勤務時に読み聞かせをしていた経験を生かし、紙芝居を制作することにした。

 作画は高校生の孫に頼み、8月に完成。同月22日に自身のユーチューブ「のーちゃん」(@のーちゃん─h7u)で動画を公開した。境さんは「世界中の人に知ってほしい」と話す。

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