障害への理解に一役 足柄療護園の利用者講演会
(社福)県西福祉会が運営する障害者支援施設「足柄療護園」の利用者による講演会が足柄地域を中心に広がりを見せている。
この取り組みは重度の身体障害を持つ同施設の利用者にいきいきと生活してもらうと共に、障害に対しての理解を深めてほしいと2008年から行われているもので、聴講者はこれまでに延べ1300人を超える。
11月8日には大井高校で秦野かんなさんと吉田務さんが「社会福祉援助技術」の授業を選択している2年生13人を相手に講演し、秦野さんが「片手でペットボトルを上手に開けられないのでどうすればよいかかんがえてほしい」とに問いかけると、生徒たちから「こうやればうまくできるかも」と様々な解決策が出された。
9日には小田原女子短期大学でも3人の利用者が保育学科の2年生110人を対象に講演を行い、自身の障害に対する向き合い方や、経験談などをユーモアを交えながら話し、笑いが起こる場面もあった。
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催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
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