開成町吉田島の酒匂川沿いにある九十間土手の清掃活動が12月10日、かすみ堤を守って行く会(大脇良夫、井上三男両代表)の主催で地域ボランティアの手により行われた。
九十間土手は、川の増水時に遊水池となり氾濫を防ぐ「かすみ堤」と呼ばれる水防施設のひとつ。同会の呼びかけで年2回、清掃作業が行われている。
8回目となる今回は、開成町パレットガーデンや小田原市栢山などから約10人が参加した。1回目から参加している酒井鉄夫さん(86)は「私の住む開成町南部地域は、九十間土手が崩れた時に何度も水浸しになってきた歴史がある。そのことを肝に銘じ、堤防の保護に役立てばと参加している。若者や女性の参加があれば心強い」と話している。次回の清掃は2013年6月を予定している。
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