竹灯篭で「夏至の夕べ」 子どもの館で歌や昔話
松田町の西平畑公園にある子どもの館で6月21日、「第1回・夏至の夕べ」が開かれ、町内の親子連れなど21人が参加した。
一年中で一番昼が長い「夏至」の夜。まだ、外が明るい午後6時30分からイベントはスタートした。会場には中にろうそくが入った竹灯篭とガラスの瓶約250個を用意。一年の前半を無事に過ごせたことへの感謝と今後半年の無病息災を願い、また、3・11東日本大震災からの復興を祈念して、ろうそくに灯がともされた。日没に合わせて室内が幻想的な明かりに包まれていくなかで、参加者たちはギター伴奏に合わせてキラキラ星などを歌ったほか、劇団ぽぽの岸スズ子さんによる足柄上地域の昔話の語りに耳を傾けた。
この日は雨天だったため屋内で開催されたが、晴れていれば、子どもの館周辺の芝生などに竹灯篭やガラス瓶の明かりを道しるべ的に設置する計画だったという。町では今回の経験を踏まえ、冬至や年末のイルミネーションイベントの時期などにも同様のキャンドルの設置を検討していく予定。
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