松田町 青木君が全国ベスト8 相洋中柔道部
松田町の青木優海(ゆうみ)君(相洋中3年)が、8月21日に三重県伊勢市で行われた全国中学校柔道大会個人の部に出場。60kg級でベスト8の活躍をみせた。
県大会で優勝し、神奈川県代表として全国に臨んだ青木君。自身初の大舞台を「試合開始直前、緊張して頭が真っ白になった」と振り返る。初戦はゴールデンスコア(延長戦)にもつれこみながら優勢勝ちを奪取。徐々に落ち着きを取り戻し「3年間の努力を全部出す」と気持ちをリセットした。奇襲技を得意とし「自分の柔道をやる」と、2回戦は1分19秒で相手を担ぎ上げ投げ落とす「肩車」を決め1本勝ち。3回戦でも間合いを取って攻めのペースを作る自分のスタイルで「袖釣り払い腰」を決め、技ありで勝利を手にした。迎えた準々決勝では、技を仕掛けにいくも組みづらい相手に苦戦。「気持ちが焦った。自分の甘いところが出てしまった」と、指導2つで敗戦を喫した。「全国のレベルの違いを感じた。自分が情けない」と悔しさを滲ませた。
指導にあたった菅原信明顧問は「自分のスタイルを曲げずに、技を仕掛け続けた。1試合1試合、持ち味を出して集中して戦っていた」と評する。今後に向けて青木君は「悔しさは胸にしまい、反省を生かして妥協せずに練習に取り組む。高校では絶対に日本一をとりたい」と闘志をみなぎらせた。
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