松田町寄地区在住の久米朗文さん(25)が8月30日に北海道の苫小牧で行われたPGA(日本プロゴルフ協会)資格認定プロテストの最終テストに合格し、晴れてプロゴルファーの道を歩み出した。
毎回、千人前後が受験する同テスト。今回は久米さんを含む53人が熾烈な戦いを制し、プロ資格を手にした。久米さんにとっては20歳から6度目の挑戦。「合否ライン前後の組にいたが、平常心で自分のプレーができれば合格できると思っていた」と振り返る。合格が決まると、すぐに電話で両親とスポンサーに報告した。「応援してくれていた皆が喜んでくれた。自分としては、嬉しいが『やっと』という気持ち。早く皆の期待に応えたい。これからどんどんツアーに参戦していって、いつかは賞金王を目指したい」と夢を語った。
小・中とサッカー少年で、ゴルフを始めたのは中学生から。両親に連れられて練習場を訪れるうちに「やるからにはプロに」と15歳から本格的に練習を始めた。高校ではゴルフ部に所属し、部活帰りにも練習場に寄って毎日クラブを振った。大学生の時にはキャディのアルバイトをしたことも。
9月25日・26日にいよいよ新人戦に挑む。優勝すれば日本プロゴルフ選手権大会の出場権が獲得できる新人プロゴルファーの登竜門とも言える一戦。「自分の力を出し切って優勝を目指したい」と目標を語った。
【9月24日起稿】
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