ドクターK 母校へ 真船一雄さんが岡本中で講義
南足柄市出身の漫画家・真船一雄さんが10月17日、母校の岡本中学校で漫画についてのミニ講座を行った。
この取り組みは今年6月に同市で真船さんが出演したイベント「スーパードクターK 故郷へ」終了後、真船さんが同校の卒業生という縁から、同校と関係者らで調整し、同校の文化活動発表会に合わせ開催された。
今回の講座は各学年ごとに希望者10人程度を相手に計3回実施。作品が出来上がるまでの作業手順の説明や、実際に原稿用紙や色紙に真船さんが代表作のキャラクター「ドクターK」を描いて見せた。プロの仕事を目の当たりにした生徒たちは、目を輝かせて話に聞き入っていた。講座終了後には、生徒が自ら描いた絵を真船さんに見せてアドバイスを受ける場面などもあり、講座は終始和やかな雰囲気で行われた。
真船さんは「80年に卒業以来、33年ぶりの母校は懐かしかった。生徒たちと出会い、楽しいひと時を過ごすことができた」と話し、「自分の夢を持ってほしい。たとえ挫折したとしても絶望することはない。それを支える仕事は世の中にたくさんある」と後輩たちにメッセージを送った。
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