例年1月から2月にかけて流行するインフルエンザが、足柄上保健福祉事務所管内(1市5町)でも「流行開始」レベルになり、じわじわと報告数を増やしつつある。
県内345カ所の定点医療機関から毎週、インフルエンザ患者数の報告を受けている県衛生研究所では、各保健所管内における定点当たりの報告数が1人以上で「流行開始」、10人以上で「注意報」、30人以上で「警報」としている。今冬は第3週(1月13日〜19日)時点で県内の3656人(前年同時期は7806人)、定点当たり11・05人(同23・3人)がインフルエンザに罹患し、横浜市(定点当たり11・96人)と相模原市(同13・91人)、小田原(同10・60人)、厚木(同19・47人)、茅ヶ崎(同15・18人)の保健福祉事務所管内が注意報レベルに達している。また年齢別では、10歳以下が48%を占める。
足柄上では第3週に14人(前年は78人)、定点当たり2・80人(同15・60人)の報告があり前年より大幅に減少しているが、管内の幼稚園・小学校・中学校では1月21日に南足柄市の幼稚園で今シーズン初の学級閉鎖の措置がとられ、1月29日現在までに南足柄市の幼稚園で2クラス、中井町の小学校で1クラスが学級閉鎖するなど流行のきざしを見せ始めており、関係各所ではピークを前に十分な注意を呼び掛けている。
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