開会中の県議会第1回定例会で審議されている県の2014年度当初予算案に、松田警察署(伊藤正道署長)の建替工事に関する予算7500万円が計上された。新庁舎は15年1月着工、16年度中の完成を予定。
建替工事は、現庁舎の老朽化に伴うもの。移転はせず現地建替えとするが、庁舎西側の私有地を松田町が確保して敷地を拡げる。
建替え計画は12年度に地質調査と基本設計、13年度に実施設計、14年度は施工業者の入札と着工を予定。新年度予算は工事請負費や管理費に充てられる。工事は14年度から3カ年の継続事業で、工事費は総額18億7600万円を見込む。
新庁舎は敷地面積3843・61平方メートル、建物面積3406・12平方メートル、地上4階建の鉄筋コンクリート造。庁舎の一部として講堂・道場・車庫などの機能をもつ3階建も併設。耐震構造や太陽光発電を整備し、バリアフリー化、駐車場の拡充も行う。
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