開成町が認定する「開成ブランド」に、新たに4産品が追加された。町民センターで3日に開かれた第3回審査会で、申請のあった7産品の中から、10人の審査委員が評価した。
「開成コリコリ丼」は、足柄牛のトモバラと地元産の米や野菜を使った丼もの。申請した開成町飲食店組合の神田富男組合長は「店ごとに味付けや食材を工夫して、町内の飲食店で食べられるご当地グルメとして広めたい」と語った。
「足柄焼」は、町内の陶房で60年以上前から制作されている陶芸品。現在は先代の故杉田栄助氏の娘・波多野安希さんが制作し、日展などで受賞を重ねている。波多野さんは「父の意思を継ぎ、今後も地域に根付いた作品づくりに努めていきたい」と話している。
原料に開成弥一芋の粉末を練り込んだ乾麺「弥一うどん」・「弥一そば」を作った金太郎工房の杉浦康晴代表は「弥一芋の粉末を活用した商品の開発をさらに進めて、町の魅力をPRしていきたい」と述べた。
開成ブランドは、町内で生産・開発された産品から「開成町らしさ」などを基準に選出し、町のPRなどに活用するもの。これまでに「開成弥一芋」など11品が認定されている。
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