松田町内に24カ所ある防災行政無線から、小学生の声が見守りをお願いする放送が流れている。「小学校からお知らせします。町民の皆様、いつもありがとうございます。これから下校します。私たちを見守ってください」。そんな放送が10月1日から始まった。
松田町役場で9月30日に録音が行われ、松田小学校(小林誠校長・児童数395人)と寄小学校(田島直子校長・同36人)から立候補した児童6人が放送室での録音に臨んだ。
参加した松田小6年の山田周誘(しゅうゆ)くんは「下校途中に町の人にあいさつすると『おかえり』と言ってくれて嬉しい。町のためになると思って立候補した。難しかったけど楽しかった」と話していた。町の教育課では「町にとって子どもは宝。放送が聴こえたら自宅前の清掃やお花の水やりをするなど屋外に出てもらえたら」と話している。
毎週月曜日から金曜日の毎日、学校がある日の下校時間に松田地区では午後2時50分、寄地区では午後3時の定時に放送している。
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