県内の自治体が発行する広報紙、広報写真、映像を審査する「神奈川県広報コンクール」の入選作品がこのほど県から発表され、南足柄市、開成町、大井町の１市２町の広報紙がそれぞれ入選した。
15市が応募した広報紙市部門では南足柄市（７月１日発行）が佳作を受賞。12町１村が応募した広報紙町村部門では開成町（８月１日発行）が優秀賞を受賞した。
さらに大井町（12月１日発行）は、広報紙町村部門で佳作、27自治体が応募した広報写真１枚写真の部では優秀賞を受賞するダブル受賞となった。
大井町
『広報おおい』を担当する町民課の山本雅也さんと小笹賢二さんは「手に取ってもらえる広報紙、読んでもらえる広報紙を作っていきたい。協力してくれた皆さんに感謝したい」と話す。
開成町
『広報かいせい』を担当する町役場自治活動応援課の小島由紀さんは広報紙編集のベテラン。「周囲の人の支えもあり毎月発行できています」と受賞を喜ぶ。
昨年２月の町制60周年を機に広報紙のデザインを一新し２０１５年５月１日発行号から表紙に「あじさいちゃん」を起用している。
南足柄市
『広報みなみあしがら』は秘書広報課の磯崎哲也さん、鈴木京子さん、佐々木晃さんが担当。「金太郎まつりの告知もあり特に熱が入った」と喜びを語る。
毎月１日に発行される自治体広報紙は、地域での暮らしが豊かになる行政情報が数多く掲載されている。
限られた紙面の中に必要な行政情報を盛り込むため、各自治体の広報担当は試行錯誤を重ねている。
すいっぴーと喜ぶ大井町役場の小笹さん（右）と山本さん（左）
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南足柄市役所の鈴木さん（右）と磯崎さん（中）佐々木さん（左）
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入賞した８月号を持つ開成町役場の小島さん
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