徳島県三好市の山間にある古民家「篪庵」を拠点に活動するNPO法人「篪庵トラスト」の理事長で東洋文化研究家のアレックス・カー氏が、5月17日(火)に小田原市のお堀端コンベンションホールで講演する。小田原箱根商工会議所が創立70周年記念講演会として同氏を招く。午後2時45分から4時15分。入場無料。
テーマは「ここがおかしい日本の観光地〜小田原・箱根の観光課題とチャンス」。
古民家を再生
カー氏は大学留学時代にヒッチハイクで日本全国を周り、1973年に徳島県三好市の山間部にある祖谷(いや)地区で17年間空家だった築300年の茅葺屋根の古民家を購入した。その後、古民家を拠点に地域の人々と地域再生に取り組みながら執筆や講演活動にあたってきた。
過疎化と過剰な公共事業で衰退していく地方の集落で空き家となった古民家の利活用や有機農業、持続可能な観光産業、自然と伝統的生活を体験するプログラムなどを提供しながら、観光や地域活性化の道を探る活動を続けている。
古民家「篪庵」は2012年から1棟貸切の宿として全国からの宿泊客を受け入れている。
聴講の申し込み・問い合わせは商工会議所【電話】0465・23・1811へ。
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