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足柄 社会

公開日:2016.11.26

金融機関でお手柄相次ぐ
積極的な声掛け奏功、被害未然に

 JAかながわ西湘南足柄支店(星野真一支店長)とさがみ信用金庫大井支店(中村哲也支店長)、和田河原駅前郵便局(原澤隆局長)の松田署管内3金融機関が、振り込め詐欺を未然に防いだとして22日、松田警察署(鎌田耕造署長)から表彰を受けた。

JAかながわ西湘

 JAかながわ西湘南足柄支店は今年9月、電話で高額の貯金引き出しを依頼してきた高齢者の異変を察知し被害を未然に防いだ。感謝状を受け取った星野支店長と佐々木めぐみさんは「お客様の大切な財産を守ることができて良かった」と振り返った。

さがみ信用金庫

 副支店長の秦正孝さんと加藤扶美子さんが感謝状を受け取った。同じく9月に定期預金の解約に訪れた高齢者に声掛けをして息子をかたる振り込め詐欺を見抜いた。「お客様の大切な預金を守るため一歩踏み込んだ対応に努めています」とさらなる対策強化を誓う。

和田河原駅前郵便局

 こちらも同じく9月、携帯電話を使いATMを操作する高齢者を見つけ還付金返金の振り込め詐欺を未然に防いだ。「積極的な声掛けで防犯に努めたい」と原澤局長と関野勲さん。

 松田署によると今年1月から11月20日までに管内1市5町で13件、約4660万円の被害があったが金融機関からの通報で防止できたケースが12件あった。  松田署では「毎日2、3件の相談電話があり昨年よりも被害件数が増加傾向にある。今後も金融機関と連携して被害を防ぎたい」と話している。

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