南足柄市内に松田警察署が設置している「モバイル防犯カメラ」が犯罪の抑止に効果を発揮している。
松田署では昨年11月に、南足柄市の大雄山線和田河原駅周辺で女性に対する付きまといや声掛けが連続発生したため、和田河原駅前と中沼交差点、住宅街に5台のモバイルカメラを設置した。その後、同様の被害は報告されていないという。
モバイル防犯カメラは見た目は普通の防犯カメラだが、太陽光パネルが付いているため電源が不要で設置も簡単。警察が管理する信号機の柱に『防犯カメラ作動中 神奈川県警』と書かれた看板と一緒に設置されているため、犯罪抑止力の発揮が期待される。
カメラには5日分程度の動画が保存できるため、被害があった際には署員が動画を確認することで早期解決にもつながる。
今後は同様の被害が多い大井町内にも設置する予定だという。
松田警察署の担当者は「防犯カメラは事後捜査のイメージが強いが犯罪抑止にも大きく貢献している。カメラの設置促進と犯罪抑止の警戒を強化していきたい」と話している。
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