寄中学校の3年生から1年生の生徒14人が3月17日に、松田町寄の寄ロウバイ園でロウバイを植樹した。2006年から毎年続いている記念植樹で、地域の大人の手を借りて今年は30本を植えた。
ロウバイ園は宇津茂地区の山の斜面にある。2005年に荒廃地の対策と地域振興を兼ねて地元の人たちが約5千平方メートルを開墾。休憩施設やトイレ、駐車場を整備して06年にロウバイ園をつくった。
地区の子どもが通う寄小中学校の子どもたちも当時からロウバイの植樹に参加しこれまでに約800株を植樹。開墾から6年後の2012年に「寄ロウバイまつり」が始まると1月から3月まで観光客で賑わうようになった。今年は初めて来場者が2万人を超えた。
宇津茂ロウバイ部会の大舘達治会長は「子どもたちによる植樹は、地域の子どもたちが成長して町外へ出てもロウバイを思い出してもらい、地域へ戻ってきてもらうきっかけになればと企画した」という。
植樹に参加した生徒は「うまく成長してきれいな花を咲かせてほしい。就職などで離れてもいつか戻ってきたい」と話していた。
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