県は10日、140品目ある「地域産業資源」に14品目を追加した。6品目が県西地域から選ばれた。
地域産業資源は、特産物として知られる農林水産物や加工品、観光地などを、地元の申請を受けて県が指定する経済政策。指定品目を生かした民間の設備投資などが国に認定されると各種補助金や低利子融資などの支援が受けられる。三崎のまぐろや箱根温泉などが代表的な品目。
追加指定を受けたのは深海魚の「おしつけ」と松田町の「サクラマス」大井町の「フェイジョア」「開成弥一芋」「松田町寄のロウバイ」「酒匂川の鮎」で足柄上商工会と大井町役場、松田町役場、開成町役場がそれぞれ申請した。
大井町では相和地区の振興にフェイジョアを活用していて、「地域産業資源」の指定を受けたことで今後の展開で国の支援が受けやすくなるという。
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