足柄 文化
公開日：2017.10.28
松田山
ふるさと鉄道に被害
土砂崩れで線路寸断
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土砂に埋まった線路＝24日撮影
松田山の西平畑公園にあるミニ列車「お山のポッポ鉄道（愛称ふるさと鉄道）」が、先週末に関東地方を横断した台風21号の長雨で被害を受けた。きょう28日（土）と29日（日）に予定されていたハロウィン列車の運行は中止を余儀なくされた。
関係者によると21日夜から22日未明にかけて強まった風雨で、自然館近くの斜面で土砂崩れがあり、約10メートルにわたり土砂に覆われた。役場の観光経済課は「少なくともこの数年、台風の影響で長く運休したケースはなかった。現地を調査し、運行の再開時期を決めたい」と話している。
ふるさと鉄道は１９９５年に運行を開始。実物の６分の１サイズの蒸気機関車とロマンスカーが約１・１キロメートルの線路を走る、子どもに人気の乗り物。例年冬期を除く２月中旬から12月２週目の土日祝日に運行している。
24日現在、このほかの台風による公共施設への被害報告はないという。
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