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文化庁指定の朝霧高原茅場 茅葺屋根プロジェクト 「茅刈り人」に認定 県西地域の20人、資材調達へ

文化

掲載号:2017年12月16日号

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茅刈り講習会の参加者たち=朝霧高原
茅刈り講習会の参加者たち=朝霧高原

 足柄平野に現存する茅葺き屋根の保全プロジェクトに取り組む足柄上地区の有志20人が9日、静岡県富士宮市の朝霧高原茅場の茅刈り講習会に参加した。

 開成町北部で瀬戸屋敷と隣接する多目的スペース「古民家ガーデン紋蔵」が、来春に茅葺き屋根の補修を行うことに合わせ、利用者らが「これを機に県西地域全体の茅葺屋根の保全と復活につなげよう」と昨年春から、資材となる茅の産地、朝霧高原の茅場で行われている保全活動に参加。交流を深めている。

 この日の講習会には東京、千葉、埼玉、神奈川から45人が参加。「紋蔵」からは20代から70代の男女21人が参加し、茅場での茅刈り資格をもつ「茅刈り人」に認定された。

 参加者は今後、「紋蔵」の補修に必要な茅およそ400束を現地から調達する。来春の補修作業を一般公開し、子どもたちを対象にワークショップなども開くことにしている。

 富士山の麓にある朝霧高原茅場は文化庁が文化財建造物の保存に必要な資材の供給地を指定する「ふるさと文化財の森」のひとつで、開成町域の4分の1ほど(約152ヘクタール)の面積がある。文化財修復用の茅を産出するための茅場として管理され、区長ら地元関係者と東京農大などが運営を担う。

 「紋蔵」の関係者は1月13日と14日の茅葺き体験と、4月7日と8日の火入れにも参加する。活動の様子はフェイスブックページ「県西地域の茅葺屋根を守る会」で公開している。

茅の束ね方を説明する東京農大の木村悦之准教授
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