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二番茶の価値紅茶でアップ

文化

掲載号:2018年7月21日号

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発酵前に茶葉をしおらせる萎凋(いちょう)と呼ばれる工程
発酵前に茶葉をしおらせる萎凋(いちょう)と呼ばれる工程

 足柄茶と同じ緑茶用の茶葉を使った紅茶づくりに取り組む茶農家が増加している。一番茶よりも価格が低くなる二番茶以降の茶葉を発酵させ、紅茶として加工することで付加価値を高め生産量を急増させている。

 山北町川西で足柄茶を製造する神奈川県農協茶業センターによると、紅茶の製造は2015年に小田原市や南足柄市、山北町などで始まった。若手営農者が茶業センターの職員らと研究を重ね和紅茶の「箱根山麓紅茶」を商品化。汎用性の高いティーバッグタイプとプレミアム感にこだわった茶葉の販売を始めた。

 初年度の生産者は4軒で生産量も294キロだったが、一昨年は5軒1・2トンに増量、昨年は7軒3・2トン、今年は4トンを超える見通しで今後も増加が見込まれる。

 当初から紅茶の製造に取り組んできた小田原市久野の田中康介さん(66)=写真中央は「二番茶の単価が下がる中での取り組みだった。収入増にもつながっている」と話す。

 茶業センターの福野学専務(61)=写真右は「今年3月に清涼飲料水としてリシール缶紅茶を発売した。ライトな味わいなのでグビグビと飲んでもらい地域の活性化につなげていきたい」と販路拡大に意欲をみせている。

  (問)茶業センター【電話】︎0465・77・2001。
 

箱根山麓紅茶の商品
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