南足柄市社会福祉協議会(森住敏逸会長)主催の「おやじの料理教室」が12日、同市女性センターで開かれ、地域に住む中高年の男性約20人が参加した。
男性が対象の料理教室は10年以上続く人気の催しという。この日の参加者は鮭のホイル焼きや肉じゃが、だし巻き玉子、お吸い物などの和食を作り味わった。
講師には、かつて地域の食の台所として親しまれた岩原ストアで惣菜作りを担当していた斎藤邦雄さん(78)=塚原を招き、社協の女性職員が補助するなか、参加者が5班に分かれ、だし巻玉子焼きを体験し、吸い物に使う出汁を煮干しと昆布で作ることなど和食づくりの手ほどきを受けた。
奥さんの勧めで初めて参加したという工藤輝夫さん(76)=塚原は「料理はあまりしないけど、ラーメンとそば以外のレパートリーが増えそう」と話していた。次回は2月8日の開催という。
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