静岡県小山町は23日、画像投稿の交流サイト(SNS)「インスタグラム」のユーザー4人を町の公認インスタグラマーに任命した。任期は2020年3月末まで。4人の中には大井町の相田孝宏さん(41)がいる。
定住促進に力を入れる小山町は2020年東京五輪の自転車競技ロードレース開催地にも決定している。町の魅力を広く内外に発信することに力を入れており、新聞広告や雑誌広告なども活用。近ごろは定住対策や生涯学習などの事業でSNSを活用している。
そうしたなか昨年4月に民間から採用されたシティプロモーション専門監の小林華弥子さん(51)が、若者に人気がある「インスタグラム」に注目。国内で唯一、認定事業を行う北海道手塩町や民間の事例を参考に【1】年間3〜4回、宿泊を伴う旅行の様子を投稿する「旅」【2】町の暮らしの様子などを投稿して魅力やイベント情報などを発信する「暮らし」―の2分野で報酬付のインスタグラマー募集を企画した。
応募した15人の中から「暮らし」分野の公認インスタグラマーに選ばれた相田さんは、山北町三保地区出身で現在は大井町金子に住む。県西地域を拠点にネット広報のコンサルタント業を営みインスタグラムでは7千人超のフォロワーがいる。「内外の人に喜んでもらえるよう頑張って活動したい」と話していた。
4人への報酬は総額で100万円。「専門業者に委託することを考えれば妥当な額」としている。
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