松田町立寄中学校の最後の卒業生によるロウバイの記念植樹が3月19日、寄ロウバイ園で行われた。同中学校は3月10日に最後の生徒5人の卒業式と閉校記念式典を行っていた。
同園では第8回寄ロウバイまつりが2月11日に終了し、過去最多となる2万7千人が来場した。このロウバイ園の始まりが2005年の卒業生による250株の植樹であったことから、ロウバイ部会の発案によって寄中最後の卒業生に記念植樹をしてもらうことになったという。
好天に恵まれた当日は3人の生徒をはじめ教諭らが参加し、15本の苗木を植え、スコップで土をならし、踏み込み作業まで行った。生徒たちは「よい思い出になった」と感慨深そうな表情をみせていた。苗木は、生徒たちが大学を卒業する頃の年代になって立派な花を咲かせるという。
72年の歴史をもって3月31日付で閉校となる同中学校は、同じく閉校となる松田中学校と統合され、新生「松田中学校」として4月1日(月)開校となる。
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