南足柄市の大雄町花咲く里山で、ほぼ、この地でしか見ることができない大雄紅桜(ダイユウベニザクラ)のつぼみが膨らみ開花が始まった。
地域の里山保全に取り組む大雄町花咲く里山協議会の会長、山崎政行さん(76)が2010年に品種登録した桜で、花の色の紅が強く、花の期間が長いことが特徴。所有する田んぼの畦畔で50年以上前から自生していた珍しい1本の桜の木を平塚農業試験場で調べてもらい新品種だとわかった。
山崎さんは15年ほど前から芽接ぎで苗木を育成して植樹を続け、今ではおよそ100本の大雄紅桜が里山を彩っている。
同協議会では4月7日まで「桜まつり」を開催中。地場産野菜や加工品の販売もある。バス停「仁王門」下車徒歩約10分。問い合わせは山崎さん【電話】090・9369・7602へ。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|