松田町は、同町では初めてクラウドファンディングを活用したプロジェクトを開始した。
東京都渋谷区に本社を置く（株）マクアケが提供するクラウドファンディングサイト「Ｍａｋｕａｋｅガバメント」を通じ、ふるさと納税型クラウドファンディングを４月24日、始動させた。
同町では、２０１４年に「日本創生会議」が発表した「消滅可能性都市」の指定を受け、全国の松田姓のルーツである町の危機を、挑戦への機会と位置づけ、新たなまちづくりに挑戦している。
その一つとして、旧神奈川県松田土木事務所を同町が購入し、町の未来をつくる施設に生まれ変わらせる、拠点施設づくりに取り組んでいる。この施設は「松田町創生推進拠点施設」で、１９６１年築の旧松田土木事務所を昨年度に改修。１階にはランドリーやカフェ等、２階には女性の声を発信するラジオブースの設置や町子育て支援センターが移転し、官民一体で施設を作り上げていく。施設のコンセプトは「女性が輝き活躍できる場づくり」。今回のクラウドファンディングで資金（目標１００万円）を集め、施設の改修・運営の費用にあてる予定だ。
この取り組みに参加してもらう「松田人」を広く募集し、寄付者を「松田人」として認定し、その証として「松田人」カードを提供する。寄付金額によって返礼品が用意されている。
問い合わせは定住少子化担当室定住少子化対策係【電話】０４６５・８４・５５４１へ。
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