任期満了に伴う大井町議選(定数14)は9月13日に投開票され、新たな14人の顔ぶれが決まった。立候補した新人と元職の計7人が全員当選する一方で現職2人が議席を失い、改選前の半数が入れ替わる結果となった。
立候補していたのは、現職9、新人6、元職1の16人。改選前の現職5人が立候補しなかったこことから、告示後には議員の顔ぶれが大きく変わることが決まっていた選挙。加えて今回、現職の2人が議席を失ったことにより、結果的に議員の半数が入れ替わることになった。
トップ当選を果たしたのは、公明党現職の伊藤奈穂子氏で3期連続。他を寄せ付けず、強さを見せつけた。これに新人の重田有紀、同じく大石舞の2氏が続いた。当選した3人の女性候補者が得票上位3番手までを占めた形だ。
新人の上位当選が目立った選挙でもあった。新人で最多、全体でも2番目の得票を獲得した重田さんは「この町に暮らす子どもたちのためという思いで選挙に臨んだ。市民活動の経験を活かし、人を集めるのではなく、議員が出向く対話を重ね、身近に感じられる議会を目指したい」と話した。
約9歳若返り
当選者の内訳は現職7、新人6、元職1。年代別で見ると30歳代1人、40歳代4人、50歳代2人、60歳代3人、70歳代4人。男女別では男性11人、女性3人。議員の平均年齢は改選前66・36歳だったのに対し、改選後は57・35歳となったのも大きな変化の一つ。投票率は前回を1・01ポイント下回り52・97%で過去最低だった。
当日有権者数は1万4431人(男/7166人、女/7265人)。
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