山北町は4月1日、町が重点的に取り組みを進めている東山北駅周辺の水上(みずかみ)住宅整備で優先交渉権者に決定した「やまきた水上住宅パートナーズグループ」(代表企業/日本PFIインベストメント株式会社)と基本協定を締結、合わせて事業者の提案概要を公表している。
コンセプトは「アウトドアライフを非日常から日常に。〜家族の時間に発見と感動を」。子どもたちの発見と感動を大切に考え、自然を楽しめる住まいを標ぼうしている。提案によれば、建物はRC造2階建ての全25戸。一部で単身用住戸を設けることから、1、2階が別々の住戸となるが、基本はメゾネットタイプで2LDK(60〜67平方メートル)20戸、LDK(33〜39平方メートル)5戸。居住者の子どもが大きくなったら家を購入し、定住につなげるサイクルを目指し、あえて小さい面積になっている。このほか、省エネ面や木材利用についても配慮されている。
敷地の周辺には春はサクラ、夏はヤマモモ、秋はカエデやケヤキの紅葉、冬はモミの木など、季節感のある植栽・緑化が計画されている。
町では「この提案概要は、事業者の提案段階のものであり、実際の計画は今後事業者と詳細を詰めていくことになる」としている。
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