足柄 社会
公開日:2021.12.25
28宿を巡るラリー
最乗寺参道で2月5日まで
南足柄地区青少年健全育成会が大雄山最乗寺の参道を使ったラリーイベントを始めた。来年2月5日まで。
最乗寺の参道にある28の道標を探しながら、そこに記されている日本の星座を学ぶのがこのイベント。各道標には、説明パネルと小田原城北工業高校の生徒が描いた守護星のイメージイラストカードが設置(1人1枚)されており、カードを集める楽しさも盛り込まれている。
同会によれば、古来の日本では東洋の28星座が使われており、星座は二十八宿と呼ばれていた。江戸時代の二十八宿ガイドにも、その由来やご利益のほか、それぞれに観音・明王などが守護仏(守り神)として描かれているという。
最乗寺参道で一町おきに設置されている道標にも距離を示すだけでなく、二十八宿を表す漢字が大きく刻まれている。同会では「二十八宿を実際に歩き、江戸時代の人々の気持ちを想像し、この地域の当時の様子に思いを馳せて頂けたら幸いです」と話している。
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