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足柄 教育

公開日:2022.05.07

記者のまちあるき
木道通り、厳島神社へ

 前から行ってみたいと思っていた中井町の厳島湿生公園。このほど、老朽化していた木道が新しくなったと聞き、早速でかけてみました。

 勝手な思い込みですが、公園って、いかにも公園に続きそうな大きな道の先にあるイメージだったので、初心者の私は住宅街を抜けて突然現れたこの空間にびっくりしました。広いし、緑もいっぱい。周囲を水に囲まれた厳島神社、湿地を縫うように走る木道、真竹林、芝生広場―、なんか空間としての特別感がスゴイです。家の近所にこんな公園ある人、うらやましいな…。

 さて新しくなった木道ですが、幅も広く安心して通ることができます。絶妙な高さのためでしょうか、とにかく見通しがよく写真映えします。生き物観察にもピッタリ。楽しくてついつい歩幅は小さく、歩みはゆっくりとなるわけですが、途中、色々な音が聞こえてきます。葉擦れ音に心地よさを感じているのもつかの間、詳しくないのでわかりませんが、サギとかシギ系統の鳥の強烈な鳴き声が聞こえてきたり、水の中を動く生き物も。全方位から自然が語り掛けてくるこの感じが最高です。「あれ見て」「こっちもー」ってな感じで、散策中の話題には困らなそうですね。

 中央でひと際存在感がある厳島神社は、町教育委員会の案内板によれば1807年に建てられています。その後数度の改築を経て、現在の姿に。ちなみに江戸時代は弁天様と呼ばれていましたが、1869年に厳島神社と改名されたそうです。周囲は清水が豊富に湧き出ていて、ホタルやシマドジョウなど、清く澄んだ水にしかいない小動物も生息しているとのこと。そうそう、水の妖精も湿地の端の方に鎮座しておりました。

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