南足柄市(加藤修平市長)は1月26日、アサヒグループジャパン株式会社(濱田賢司代表取締役社長兼CEO)との間で、持続可能な地域づくりを共創するための連携協定を締結した。
南足柄市には2002年にアサヒビール神奈川工場が建設され、20年にわたりビール類の製造を続けていたが、コロナ禍で市場変化が加速したことを受け1月末で閉鎖している。
今回の協定は、こうしたこれまでの協力関係を基に、林業再生や森林資源の活用、カーボンニュートラルの実現といった市の環境課題の解決に向けて新たな枠組みで連携をスタートさせるもの。活動は、アサヒグループ社員らによるSDGs啓発ワークショップの開催や水源地の森の保全活動などからスタートしていく予定。また、昨年、市などと共同出資で設立した「株式会社あしがら森の会議」では、森林資源の活用により、いわゆる生産から製造・加工、販売までを行う6次産業化を通じ循環型まちづくりを目指すという。
加藤市長は「さらなる絆を深め、共存共栄に向けて歩む今回の協定が、南足柄市に明るい未来をもたらすものと、大いに期待しています」と感謝を述べた。また、濱田社長は「これまでのご縁を大切にして、引き続き、南足柄市の皆さんと親交を深めていきたい」と返した。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|