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足柄 社会

公開日:2023.04.01

1都7県小学生作文コン
加藤聡一郎君が最優秀賞
姉の睦さん、県で銅賞

  • 賞状を手にする加藤聡一郎君(右)と睦さん

 関東各都県と山梨県を含む1都7県の小学生を対象にした「第49回こくみん共済coop小学生作品コンクール」(主催・全労済)の作文の部でこのほど、南足柄市立向田小学校の加藤聡一郎君(2年、受賞時1年)が、県の学年ごとの審査で金賞、全エリアの金賞受賞作から学年別に審査する中央コンクールで最優秀賞を受賞したほか、姉の睦さん(4年、同3年)が県で銅賞に輝いた。

 次世代を担う子どもたちの心の成長につなげてほしいと、1973年に始まった同企画。今回、「ぼくたち・わたしたちの学校」がテーマの作文の部に全学年計811点(うち神奈川県69点)の作品が寄せられた。

 2人は昨年12月「家庭学習として取り組んでほしい」という母の勧めで同コンクールに初挑戦。

担任教諭の優しさに触れ

 聡一郎君は『石わた先生へ』と題し、入学直後は担任教諭のことを「こわそうだな」と思っていたが、いつも優しく話を聞いてくれた体験を通じ、担任教諭を次第に好きになっていった自身の心境の変化を綴った。

 子どもの本の専門店クレヨンハウスを主宰する作家で、審査員を務めた落合恵子さんは「先生の存在が、加藤さんにこんなに素直で、こんなに率直な作文を書かせてくれた」と講評。聡一郎君は「最優秀賞を取れて、すごくうれしかった。6年生まで毎年応募したい」と笑顔で話した。

博物館で出合った感動

 読書が好きで、小学2年で『ハリー・ポッター』の小説を全巻読破したという姉の睦さん。昨年、小田原市の「神奈川県立生命の星・地球博物館」を訪れたときの思い出を綴った。睦さんは「行動を詳しく書くように工夫した。賞を取れると思っていなかったので、驚きが大きかった。受賞できて自信になりました」と語った。

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