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足柄 社会

公開日:2023.04.22

開成町長選
山神裕氏が無投票で当選

  • 当選し花束を受け取る山神氏=吉田島の選挙事務所=

 任期満了に伴う開成町長選挙は4月18日に告示され、立候補者が新人の山神裕氏(56)のみだったため、同日、無投票当選が決まった。

 同町長選を巡っては昨年8月に山神氏が出馬を表明。一方、3期務めた現職の府川裕一氏が同年9月に任期満了での引退を表明し「新庁舎も完成し、仕事はやり終えたと感じる。新たなリーダーのもと、次期総合計画が進められていくことが、町の更なる発展につながると考えている」などと話していた。その後、山神氏以外に出馬表明をする人は出なかった。

ここからスタート

 午後5時を過ぎ、無投票当選の一報を受けて取材に応じた山神氏は「ゴールではなく、スタート。町のために働けることに喜びを感じながら、全力疾走していきたい」と抱負を述べた。また、大きな課題と位置付けている駅前通り線については「早期の着工と完成を目指す。また、私自身が構想を描いている図書館を核とする複合施設でにぎわいと多世代の交流を促していきたい」と意気込みを語った。会場には支援者のほか、同じ足柄上郡の首長らが訪れ、当選を祝った。

 山神氏は前回の町長選挙で府川氏との一騎打ちの末に32票差で敗れ、今回が2度目の挑戦だった。亡き父の輝氏も元開成町長で、親子二代での町長就任となる。

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