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足柄 社会

公開日:2023.10.07

青色塗装にお別れ
箱根登山鉄道モハ1形

  • モハ1形106号の復刻塗装(上)と標準塗装

 箱根登山鉄道の車両「モハ1形106号」が今年11月中旬頃に青色塗装での運行を終了する。

 1949年から57年頃に運行していた時と同じ色を使った復刻塗装は、2019年の箱根湯本から強羅間の開通100周年を記念したもの。4年周期で行われる検査のタイミングである今年、「標準塗装」であるオレンジ色に戻るという。運行開始は来年1月を予定している。

 箱根登山鉄道(株)の担当者によると、標準塗装のオレンジ色は、小田急ロマンスカーをイメージ。都内から強羅まで同じ色で統一しようと、ロマンスカーに寄せていく中で定着したという。「緑の中でオレンジ色が映え、人気もあるので、今回、標準の色に戻そうということになりました」と担当者は話す。問い合わせは同社鉄道部【電話】0465・32・6823。

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