足柄 トップニュース社会
公開日：2023.10.28
ベルマーレフットサル
上郡５町と連携協定
「スポーツの域超え 貢献を」
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佐藤代表（中央）とユニフォーム姿の各町の首長
足柄上郡５町と（株）湘南ベルマーレフットサルクラブ（佐藤伸也代表取締役社長）が10月20日、南足柄市の足柄上衛生組合で地域課題の解決に取り組む包括連携協定を締結した。双方はスポーツや観光といった分野の振興を図りながら地域活性を進め、持続可能なまちづくりを進めていく。
同クラブは県西３市８町をホームタウンとして活動しており、これまで小田原市と南足柄市、秦野市と連携協定を締結している。今回の協定締結は、上郡５町でもこれまで以上に連携体制を強化しようと、各町の賛同を得て実現したもの。
締結式には佐藤代表と中井町の戸村裕司町長、大井町の小田眞一町長、松田町の本山博幸町長、山北町の湯川裕司町長、開成町の山神裕町長が出席。スポーツや観光に加え、子育てや福祉、環境、人材育成といった分野の連携事項が明記された協定書をベルマーレフットサルと各町で個々に締結した。
地域に相乗効果
ベルマーレフットサルは今シーズン、競技性と事業性に加え、地域課題解決に取り組む「社会性」にも注力している。児童養護施設へのウェア提供や、障害者の就労支援など「地域の力になるクラブチーム」へ成長することが目的であり、目指すところだ。
５町のトップを前に佐藤代表は「チームがスポーツを超えた分野で手を組んでいくことで地域に相乗効果が生まれる。今回の締結式は行政を超えた取り組みとなり、エリアとしての連携の強さも感じている。引き続き地域のために役立ちたい」と期待を語った。
クラブでは今回の協定締結などを通じ、２０２７年までに１６０以上の課題解決事業に取り組む計画を公表している。
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