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足柄 社会

公開日:2025.07.05

この地域の課題は―
県立足柄高で企業講話

  • 生徒に意見を求める株式会社高部金属の担当者

 企業による講話を通して地域課題等について考える授業が6月26日、県立足柄高校(岸川浩幸校長)で開かれた。

 課題設定・情報分析を通して、新たな解決策を生み出す力を育む「総合的な探究の時間」の一環。南足柄市役所商工観光課の紹介で、この日はさがみ信用金庫、株式会社高部金属、伊豆箱根鉄道株式会社の3者が参加。同校1年生を対象に業務内容の紹介や抱えている課題などについて説明した。

 高部金属の担当者は、近年、企業が必要な人材を確保できないことによる倒産が増えている事例を紹介。自社はこれに対応しようと「個々の状況に合わせた柔軟な働き方を後押ししている」などと話した。また、人の流出は地域経済振興の観点でも課題と訴えた。

 生徒たちは2学期から地域の課題についてグループワークを行うことになっており、今回、企業が示した課題等を整理分析し、解決方法などを考えていく。

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