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足柄 社会

公開日:2025.07.12

災害対策本を寄贈
市民組織が山北町議へ

  • 小林副会長(右)と瀬戸議長

 「富士山と酒匂川流域 噴火と減災を考える会」(幕内忠一会長)が6月19日に山北町役場を訪れ、同町議会の議員に冊子「富士山等の噴火に伴う影響及び噴火物対策に関する対応指針」を手渡した。

 同会は富士山の噴火による酒匂川流域の被害状況を調査し、流域住民や企業などへの防災意識の啓発に取り組む市民組織。冊子は1707年の宝永噴火の被害を踏まえた降灰の予想範囲やインフラへの影響、被害を防ぐための提言や提案などが、10章に分けてまとめられている。

 この日は、会を代表して小林秀樹副会長が瀬戸恵津子議長に冊子を手渡した。近藤克明副会長は「自然災害は避けることができない。平時の内からそれぞれが連携し、備えを強化していくことが何より大切です」などと話した。

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