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足柄 社会

公開日:2025.07.26

「不審な電話に要注意」神奈川県が注意呼びかけ

 神奈川県は、国や電話会社、警察をかたり、個人情報を聞き出そうとする不審な電話に関する相談が消費生活センターに多く寄せられているとして、注意を呼び掛けている。

 具体的な事例は「2時間後にこの電話が使えなくなる。オペレーターと話す方は○番を押すように」などという自動音声の電話がかかってきて、指定された番号を押すとオペレーターとつながったことから住所・氏名・生年月日を教えてしまったもの、また、スマートフォンに電話があり「あなたの銀行口座が資金洗浄に使われている。無料通話アプリのビデオ通話なら出頭せずに済む」などと言われ、ビデオ通話に誘導された。警察手帳を見せられ、住所、電話番号、職業、銀行口座を伝え、運転免許証を提示してしまった―というケースがあった。

 県は【1】総務省や大手電話会社が電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にない【2】警察が無料通話アプリやビデオ通話で連絡することは絶対にない【3】金銭を個人名義の口座に振り込ませたりすることも絶対にない―と注意点を挙げている。

 また【1】非通知や知らない番号からの電話は、個人情報を聞き出そうとする不審な電話のおそれがありますので、普段から慎重になりましょう【2】電話の中で個人情報を聞かれても、個人情報は絶対に伝えないでください【3】不安に思った場合や個人情報を伝えてしまった場合は、すぐに消費生活センターや、警察に相談しましょう―と呼び掛けている。



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