ベストバーテンダー 全国で12人うちの1人に、湯河原の西坂氏
湯河原町土肥の「イングリッシュバー・ザ・キング」のマスター西坂年男さん(43)が日本バーテンダー協会の2014年度ベストバーテンダーに選ばれた。この称号は協会の役員を10年以上務め、日本の酒文化の向上に尽力している、などを条件に授与されるもので、全国で12人のうちの1人として選ばれた。西坂さんは16年前に店をオープン。店名は「キング・オブ・ロックンロール」エルビスプレスリーにちなむ。ロンドンに移住し1年かけてパブで修行した経験の持ち主。実家は町内の青果店で、フルーツのカクテルが得意という。あめ色の照明の下で「スタンダードのお酒をどれだけ美味しく出せるか、今後も精進したい」と語った。
カクテル写真が人気の書籍に
西坂氏は今月発売予定の書籍「まんがでわかる7つの習慣2」(宝島社)に掲載されているカクテルの写真撮影にも協力。累計65万部を超える人気作の続編で、主人公は一人前のバーテンダーを目指し、バー「セブン」で働いているという設定。西坂さんは各章で紹介されている「アフィニティ」や「ドリーム」といったカクテル作りを担当した。