箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年6月10日
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北大路魯山人の器は2000万
湯河原の人間国宝美術館で、値段つきという異色の展示が始まった。「美術品は見るだけでなく、買ったり使ったりして生活に取り入れることができる」と矢部良明館長が企画したもので、値段当てクイズの正解者にポストカードなどの賞品も用意した。
同館ではまれに「展示品を売ってほしい」という声もあり、金額は購入金額や美術市場の価格推移などを参考に算出。中にはルノワールやシャガール、コローなど有名画家の作品もあり、来場者は展示に見入り「これはマンション１棟分ね」「買えないけど参考になる」と話していた。９月30日まで開催中。
