箱根・湯河原・真鶴版
公開:2016年6月24日
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元箱根にある町の総合体育館レイクアリーナ箱根の指定管理者が、星槎グループの学校法人国際学園(横浜市)に決まった。指定期間は9月1日から4年7カ月。民間ノウハウを生かし、効率的運営や利用者満足度アップを目指す。
レイクアリーナは町体協などの要望などをもとに19年前に開館。一方で運営面では使用料収入約600万円に対し、維持管理は年間4100万円(人件費別)かかり、議会では度々「赤字施設」と呼ばれていた。
取り壊しや閉館なども含めた検討もあったが、近隣ホテルの宿泊客が使うケースも多く、地域経済に影響する懸念もあり、指定管理者の募集に至った。
国際学園は町と旧仙石原中学校の跡地活用契約も交わしており、校舎やグラウンドを星槎箱根仙石原総合型スポーツクラブとして運営。また最近は海外の五輪組織関係者などをイベントや視察に招くなど、箱根町と五輪事前キャンプとを結び付ける要にもなっている。